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【運動会】子どもの激かわショットを逃さない!今すぐできるプロの一眼テクを大公開

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「うちの子が一番かわいい!」と思っているパパママさん。スポーツの秋ということで、運動会シーズンの到来! お子様の激かわショットをカメラに収める絶好の機会ですよね。ところが、「思った通りの写真が撮れない!」と嘆くパパママさんが多いようです。

そこで今回は自分の写真に満足できない方、必見! プロのスポーツカメラマンが伝授する、超実践的な撮影テクニックを紹介したいと思います。

 8割以上が「難しい」と感じる、子どもの運動会写真……原因は?

まずはみなさんのお悩みポイントを知るべく、「お子様の写真撮影」に関するインターネット調査を実施。
お子様がいる男女319名に「お子様の運動会やスポーツ中の写真を撮る時、難しいと感じた経験はありますか」という質問をしたところ、86%が「ある」と回答しました。

うち、普段からデジタル一眼カメラを使っているという人に絞ると、なんと96%にも上ります。
「難しい」と感じるポイントとして、一番多かったのは「ピントが合わないこと」(47%)。続いて、「構図がイマイチなこと」(26%)と続きました。

 プロのスポーツカメラマンが直伝!超実践的な運動会撮影テクニック

このような悩みは、どうしたらいいのか?
具体的な解決策を知るべく、9月某日、撮影テクに悩みを抱えるパパママたちを対象に開かれた、とある撮影講座を取材してきました!

講師を務められたのは、スポーツカメラマンとして活躍されている、水谷たかひとさんです。

(水谷さんの作品)

ピントが合わないのは、なぜ?


|シャッタースピードとオートフォーカスモード

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラには、シャッタースピードという、動いているものにピントを合わせたり、逆に動感を出したりと、写し方を調節する機能があります。

動いているものをしっかり捉えるためには、シャッタースピードを速くします。おすすめは1/1250~1/2000(秒)。このくらいだと、子どもたちの表情や、振っている腕にまでしっかりピントを合わせられる。これを1/250(秒)くらいにすると、腕の部分などにはブレを残しつつ、顔にはピントを合わせることができます。ただ、このくらいだと、どうしても表情にも多少のブレが出てしまう。子どもの表情をしっかり記録したいか、作品のような動感を出したいのか、撮る前に決めて、シャッタースピードを調節してみてください」

「さらにしっかりピントを合わせるためには、動いている被写体を常に追いかけてくれるコンティニュアスオートフォーカスというモードを使用して、慌てず撮りたい被写体を追いかけ続けましょう」

※キヤノンでは「AIサーボAF」、ニコンでは「コンティニュアスAFサーボ」など、メーカーによって名称は異なる。

|まずはとにかく練習!

水谷さんは、運動会でいい写真を撮るために、とにかく大事なのは、「シャッタースピードの調節に慣れ、オートフォーカスを合わせ続けるための練習」だと言います。そのために、運動会の前に公園や校庭でお子さんに走ってもらうなどして、撮影を練習する機会を設けましょう。

「まずはとにかく練習!ちょうどいいシャッタースピードの感覚というのは、経験で掴むしかないんです。運動会は、年に1回しかない特別な機会ですから、そこで力を発揮するためには、当然ですけど日頃から練習しておかないと無理。それはプロも一緒ですよ」

|シャッターチャンスは狙わない 基本は「連写」

事前の練習でシャッタースピードの調節に慣れたら、本番で心掛けるのは、「とにかく、あせらず、連写!」とのこと。

「事前に、理想の構図を考えておくことはすごく大事です。でも、シャッターチャンスについては、考えない。とにかく連写! 欲しい一瞬だけを狙う、という無茶はやめてくださいね。シャッターを押し続けていれば、思いがけない表情が撮れたりもします。被写体を追いかけられる限りは、ギリギリまでシャッターを押し続けるようにしましょう。大事なのは、あせらないこと。落ち着いて、カメラはぶらさず、腰から左右に振ることです」

|ダンス系は難易度高し!必ず押さえるべき競技は……

「いいポジションを押さえるためにも、自分の子どもがどの位置で競技をするかは、事前に把握しておくようにしましょう。ただ、ダンス系はフォーメーションで動いてしまうこともあり、撮影シーンとして難易度が高いです。そこで、絶対おすすめなのは“走る系”の競技。どの学年にもある定番ですし、走るコースも分かっていて、何をしているか写真を通してもわかりやすい。向かってくるものに対して、きちんとピントを合わせる練習を日頃からやっておけば、バッチリです」

|トリミング技術は身につけておこう

「運動会では、レンズの長さは200mm程度あるといいですね。望遠だと表情がアップで撮れるのですが、短いレンズでアップを撮ろうとすると、カメラを振ってしまいやすく、ぶれがちです。もし短いレンズしかない場合は、構図を広めに撮っておいて、後でトリミングという、切り抜き加工をするようにしましょう」

※トリミング加工は、ほとんどのカメラ付属ソフトで使用することが可能。

動画も写真もほしい!という人は?

 
座談会に参加していたみなさんの中には、「写真よりも動画を撮ることの方が多い」という方もいました。動画を“写真”として残すテクニックも、今どきの撮影テクニックとしてチェックしておきたいところ。

「ムービーで撮って、お気に入りのシーンを画像として切り出すという方法もアリですよ。後々の編集作業という手間はありますが、1回の撮影で動画と写真を残すことができますし、今の時代に合っているかもしれないですね。動画も、最近はかなり画質が向上していますので、写真としてもほとんど問題ありません。ただし、それ故に問題なのが、めちゃめちゃ容量を食うってことです。予備のバッテリーとメモリーカードが必要だし、カードの読み書きスピードがとても重要になってくるんです」

 大切な思い出を、思う存分撮るため・なくさないために必要なモノ

 
動画の説明では“容量”について話が及びましたが、水谷さんいわく、これはカメラや撮影テクニック以上に、かなり重要なポイントなんだそう。

「今のカメラはものすごい速さで進化していて、静止画であっても、1枚当たりの情報量が非常に多いんです。その状態で連写するわけですから、全体の容量はかなり膨大になりますよね。シャッターを押すだけじゃなくて、その撮影情報をメモリに書き込まなきゃいけないわけです。このスピードが速くないと、いい瞬間を逃してしまうことになりかねません」

「みなさん、メモリーカードのことを軽く考えがちですけど、どんなにいいカメラでも、受け皿であるカードが悪いと意味がないんですよ。せっかくいいものが撮れても、読み込むときにデータが飛んでしまうこともある。だから、いいものをきちんと選んでほしい。カードが粗悪だと、大切な思い出がなくなってしまうリスクが高いわけですからね」

信頼性の高さなら、プロも使用するサンディスク製品

「信頼の高いメモリーカードを選ぶ大切さ」について話したところで、水谷さんの撮影講座は終了。参加したみなさん、「なるほど」といった表情で、満足そうでした。

プロカメラマンである水谷さんも使用しているというサンディスク製品は、信頼性の高さが最大の特長。運動会やスポーツの撮影に欠かせない “高速連写”や“連続ビデオ撮影”にも安心なSDカードとしては、「サンディスク エクストリーム プロ」など、エクストリーム以上のカードがおすすめです。

お子様の運動会を控えている人はもちろん、行楽シーズンでおでかけも増えていくこれからの時季。
思う存分シャッターが切れる設定に慣れ、信頼性の高いメモリーカードを挿入したら、準備はバッチリ。
今回の記事で紹介した撮影テクを駆使して、お子様の最高にかわいいショットを撮りまくっちゃってください!

 

 

(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)

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