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サンディスク エクストリーム プロ ポータブルSSDが活躍する映像制作現場 ー 和田圭介さんの使い方

サンディスク エクストリーム プロ ポータブルSSDが活躍する映像制作現場 ー 和田圭介さんの使い方

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ライブ撮影や自社スタジオでの番組収録、eラーニング制作の現場にSSDを導入したことでワークフローが劇的に効率的になった

和田圭介(Wada Keisuke)(写真左)

建築設計事務所に勤務しつつ、副業としてブライダルフォトグラファーをはじめる。その後クリエイター育成の専門学校に入社し、運営及びカリキュラム企画などの業務を務めながら自身のゼミや授業を担当する。11年間の勤務後コンテンツ制作会社に転職し、映像プロデューサー、ディレクターとして、映画、CM 、企業 VP、音楽関連、教育映像など多くのコンテンツ制作に携わる。2015 年、制作会社「株式会社WADAYA 」を設立。写真左から井ヶ田紗季さん、長澤拓也さん、山口Ray直人さん。WADAYAではスタッフ全員が撮影・編集のスキルを持ち、日頃からサンディスクのポータブルSSDを活用している。
https://wadaya.info/


▲今回、新製品のエクストリーム プロ ポータブルSSDをコンサート撮影の現場に導入して試してもらった。<br />
同製品は転送速度が最大1050MB/秒(エクストリーム ポータブルSSDは最大550MB/秒)と大幅に高速化されたのが特徴。

▲今回、新製品のエクストリーム プロ ポータブルSSDをコンサート撮影の現場に導入して試してもらった。
同製品は転送速度が最大1050MB/秒(エクストリーム ポータブルSSDは最大550MB/秒)と大幅に高速化されたのが特徴。

▲左は新製品のエクストリームプロポータブルSSD。右3つはエクストリーム ポータブルSSD(WADAYAスタッフのみなさんの私物)。

▲左は新製品のエクストリームプロポータブルSSD。右3つはエクストリーム ポータブルSSD(WADAYAスタッフのみなさんの私物)。


スピード感とコスト感が大事な制作フロー

5年ほど前に「WADAYA」という屋号で独立した頃からずっと仕事のテーマとしているのが、“フットワーク”や“スピード感”といった無駄の少ないフローですね。というのも、年々、映像制作に対するクライアントのコストに対する要求は厳しくなってきています。

会社を立ち上げる前に関わっていたeラーニングのコンテンツ制作では、“500万円で作っていたものを50万円で作るフローを考える”ことが課題でした。こうした要求に応えるには、スピードとコスト意識というのが欠かせません。

そんなスピード感とコスト感に応えてくれるのが、サンディスクのエクストリーム プロ ポータブルSSDだと思います。

▲左は新製品のエクストリームプロポータブルSSD。右3つはエクストリーム ポータブルSSD(WADAYAスタッフのみなさんの私物)。
▲自社スタジオのエントランス。元建築士でもある和田さんの指示の下、スタジオは機材構築や内装も含めて、すべてスタッフが手作りで構築した。

▲自社スタジオのエントランス。元建築士でもある和田さんの指示の下、スタジオは機材構築や内装も含めて、すべてスタッフが手作りで構築した。


収録データのコピー時間をどう短縮するかが課題だった

最近はコンサートの撮影も手がけているのですが、望遠レンズを付けたミラーレス一眼を十数台と並べて撮影することもあります。すると1回のライブで、撮影データが入ったSDカードが何十枚にもなり、コピーするのに2日かかるなんてこともよくありました。このバックアップの時間というのが僕たちにとっては大きなコストです。

そこでまずSDカードを転送速度の速いものに買い替えました。最初は安いバルク品のカードを使っていたのですが、それを思い切って2万円くらいするカードに変えてみると、コピーにかかる時間が断然短くなる。カメラはパナソニックのGHシリーズを使っていて、当然カメラ側の要求で速いカードが必要なのですが、HD撮影でも2時間のライブで2TBくらいのデータ量になりますから、カードの転送速度の速さのメリットはむしろコピーの時に痛感します。こうしてSDカードは速いものを使うようになったのですが、当初、データのストレージはHDDでした。以前はHDDが一般的で、例えば収録したデータすべてをHDDにまとめて、編集をする会社に送ったりしていたのですが、やはりそれだけだと不安なものです。だからやはりこちらでもバックアップとしてHDDにコピーをすることになります。

これにまた時間がかかるんですね。チェックなんてやっていたら、それだけで二日、三日かかってしまう。その間、コピーしているコンピュータが不安定になったりすることもありますから、仕事にならない。せめてこのコピー時間だけでも速くならないものかと使い始めたのが、サンディスクのエクストリーム ポータブルSSDでした。HDDに比べて格段に転送速度が速いですから、コピーも今まで1時間かかっていたものがものの2〜3分で済んでしまいます。これだと気軽にコピーができるので、一緒に仕事をしている人にデータを渡すのが億劫じゃなくなりました。新製品のエクストリーム プロ ポータブルSSDではさらにコピーの時間が短くできるので、ありがたい話です。

▲自社スタジオのエントランス。元建築士でもある和田さんの指示の下、スタジオは機材構築や内装も含めて、すべてスタッフが手作りで構築した。
▲音楽ライブではHD収録が中心だが、カメラの台数が10台に及ぶことも。写真下は撮影後のSDカード。パーマセルでどのカメラの素材かメモしている。<br />
素材量が膨大になるためオンラインでの納品が難しく、バックアップしたSSDを郵送で納品することもある。衝撃に強いSSDはそんな場面でも安心感があるという。

▲音楽ライブではHD収録が中心だが、カメラの台数が10台に及ぶことも。写真下は撮影後のSDカード。パーマセルでどのカメラの素材かメモしている。
素材量が膨大になるためオンラインでの納品が難しく、バックアップしたSSDを郵送で納品することもある。衝撃に強いSSDはそんな場面でも安心感があるという。


HDDに比べて輸送コストも大幅削減

また、この大きさと耐衝撃性能というのも僕にとっては大きな魅力です。収録データをHDDに入れて制作サイドに渡すとなると、都心の会社まで持っていくか、念入りにパッキンにくるんで宅配便で送ることになります。横浜のWADAYAから都心までHDDを持参すれば、一人のスタッフが往復で数時間を使うことになってしまう。また、宅配便であっても2000〜3000円と送料がかかってしまいます。もちろんオンラインストレージで送るという方法もありますが、コンサート映像は長尺で素材量も嵩張るため、アップロードに時間がかかる上に、先方もダウンロードの時間が必要となってしまいます。

でも、サンディスク エクストリーム プロ ポータブルSSDなら、そのまま封筒に入れて郵便で送ることだってできる。これだと送料が200〜300円しかかからないうえに、翌日には先方に届く。1本の作品を作る間には制作会社との間で何度もデータをやり取りするので、ここにかかる時間や輸送費といったコストを抑えることができるんです。

スタッフが1個ずつ持ってデータを共有している

また、WADAYAでは1本のコンテンツを複数のスタッフで共有しながら作っていくことが多いので、データの共有にもサンディスク エクストリーム ポータブルSSDが活躍しています。例えばVPの制作では、インタビューがあり、イベントの様子を入れたりと、とにかく素材がとても多くなってしまいます。でも、コピーに時間がかからないSSDであれば、それを共有するときにも「マルっと全部コピーしておいて」という感じで渡せるんです。だから、WADAYAではスタッフが1人1個ずつサンディスク エクストリーム ポータブルSSDを持っていますね。

僕の場合、いままでずっと時間とコストをいかに削減するか、ということをテーマに映像を作ってきました。その点、サンディスク エクストリーム プロ ポータブルSSDは、こうした課題をスピードとこのコンパクトさで解決してくれるという点で、今や欠かせない存在になっています。

▲音楽ライブではHD収録が中心だが、カメラの台数が10台に及ぶことも。写真下は撮影後のSDカード。パーマセルでどのカメラの素材かメモしている。<br />
素材量が膨大になるためオンラインでの納品が難しく、バックアップしたSSDを郵送で納品することもある。衝撃に強いSSDはそんな場面でも安心感があるという。
▲音楽ライブではHD収録が中心だが、カメラの台数が10台に及ぶことも。写真下は撮影後のSDカード。パーマセルでどのカメラの素材かメモしている。<br />
素材量が膨大になるためオンラインでの納品が難しく、バックアップしたSSDを郵送で納品することもある。衝撃に強いSSDはそんな場面でも安心感があるという。
▲自社スタジオは白ホリ、黒バック撮影はもちろん、クロマキー合成にも対応。スタジオではテレビ番組やeラーニングコンテンツの制作を中心に行なっており、撮影中に別室のMacで収録と同時に編集を行い、クライアントに撮影後に完パケを持ち帰ってもらうというスピーディーな制作も手がける。

▲自社スタジオは白ホリ、黒バック撮影はもちろん、クロマキー合成にも対応。スタジオではテレビ番組やeラーニングコンテンツの制作を中心に行なっており、撮影中に別室のMacで収録と同時に編集を行い、クライアントに撮影後に完パケを持ち帰ってもらうというスピーディーな制作も手がける。

この記事はビデオSALON 2019年12月号 より転載しています。

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